桃井かおり「Show?」

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桃井かおりってフィリップスの初期アルバムしか聞いたことなくて、「ONE」のことね、コンセプトアルバムだとはおもうんだけど、要はかおりの日常ですよ。デビュー当時の初々しい頃のかおりの日常をアルバムに仕立てましたってかんじのアルバムで、一度聞けば十分って感じの内容ではあったの。で、かおりのアルバムは敬遠傾向にはあったのだけど、このアルバムは来生姉弟がほぼ楽曲を仕立てているとゆうので、それもコンセプトといえばそうなんだろうけど、特にテーマがあるわけでもなさそうなので買ってみた。良くも悪くも来生。でもさ、良くも悪くも来生が私にしっくりこないわけがないのでこれはこれで傑作。80年代の東京って、私の中ではタモリの「今夜は最高」のあの感じ?村上龍のリューズバー?それはちがう。でもそんなかんじですよ。バブルに文化がついてこれてないかんじ。あのはがゆさはそれはそれでいいのかもしれないし、その未熟な文化に膨大なお金が注がれていたと思うとふるえがきそうだけど仕方ないじゃない。それしかなかったんだから。たぶん。良くも悪くも来生。それでいいじゃない。




でもこのアルバムで一番秀逸なのは、インナーの表表紙の桃井。