いつのまにか

ラジオで愛川欽也の追悼やってたけど、小島一慶ってなんでこんなに長期に渡って干され続けたんだろうな?と疑問に思った。最初の愛人騒動は良く記憶しているけど、2008年にも婦女暴行騒動で告訴されてるな。どうもトラブルを抱えやすいというか、実際どこまで小島一慶に否があるのかわからないけど、何とも言えないツキの無さを感じる。好き嫌いは置いといても、もっと活躍していてもおかしくない人だったよな。でもやけになって告白本とか出さないところ見ると相当大きな地雷を抱えているか、かつて踏んだかしているのは確かな感じがする(表向きなトラブル以外に)。ふとラジオで小島一慶の声を聞いたりするとそのブランクから時代飛び越えたような感覚に陥るわ。また、小島一慶の滑舌が全く衰えが無くてね。変わらないゆえに。

あとね、古いラジオ音源聞くと分かるんだけど、ここ30年で話すスピードってすごく遅くなってるよね。昔のラジオパーソナリティって共通してすごい早口だよ。タモリ、たけし、小沢昭一永六輔なんかの古い音源聞くと、早口だし情報量すごいわけだよね。それを今回の愛川欽也にも感じたから、当時の話すスピードの標準がこのくらいだったんだろうね。そもそも上記の人で早口という認識、かろうじて永さんくらいのもんでしょう。

愛川欽也の追悼番組の内容そのものは、なんというか、纏めるのが難しい人じゃない?キンキンって。たぶん、30分でやろうが3時間でやろうが、内容の印象は変わらないんじゃないかっていうような感じだった。

確か、2000年初頭、北野誠の世紀の雑談が打ち切りになった後に、日曜月一でパックインミュージックのリターン放送をゲリラ的にやってて、それがけっこう変な内容で今まで聞いた経験ないような深夜放送で未だに印象に残っているんだよね。キンキンはアングラとは違うけどサブカル黎明のサブカルというか、独自のレールでやってた感じだった。だからどんな感じ?と言われても例えようがないし、面白いと要っても説明が難しい。

文化放送の日曜昼ワイド終了の一件も、不景気の煽りだけとも言い切れない印象でなんとも後味悪かったけど、キンキンってやっぱりどうにも掴み所のない人だったよね。そこがいいところでもあったんだろうけど急所でもあったのかな。




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