手塚さとみ「15才の肖像」

KAF-7002が急に音歪むようになった。どんな音もデスパンク調に。いろいろ壊れすぎだよほんと。
前に使ってたKAF-5002あるけど一応使えてもボリュームガリだらけなので変えても一時しのぎ。
アンプ買い換えようかしら。パソコンも。みんな一新しますか。
KAF-5002に置き換えてみた。ガリもなく思ったより動作は安定していたが、なにせパワー不足。空間すかすか。ラウドネスかけてBassをフルにしても全く追っつかない。
こんな違うものか。確かに7002最初にかけた時音の厚みに驚いた記憶があったが。
5002は所詮コンポサイズのスピーカーまでのアンプだわ。
でも5002が40W、7002が50Wで10Wしか差がないのにたぶんそれだけの差じゃないのだろう。
ここ15年、ショートサイズの横幅短いコンポにこだわってきたけど、潮時かしらね。
5002のSPのL/Rを逆に繋いでいたので横着して音出しながら繋ぎ直していたら端子を抜いたところでなぜか歪み状態になり、繋ぎ直すと正常な状態になった。これもしかしてSP端子系統の接触不良からくる歪みだったのかしらと7002に再びSP繋ぎ直したら歪み無くなっていた。んだよ! やっぱ壊れてた。
アンプ選びでときめき痛かったのに!とりあえず、パイオニアのA-70が型落ちして半額以下になったら考えてみてもいいわ。それまで使いますわ。 現実味を帯びてきました。
5002しばらく聞くとこの音にもなんとなく慣れてくる。よくオーディオ用語で「エージング」なんて言ったりしますが、あれって結局耳の慣性、補正であって元のオーディオが変質したり変容するようなことなんて全く無いと思います。同じものが変わったように聞こえてくる。それだけ。結局鼓膜で聞いてるだけなんだからその日の体調で変わるし変化して当たり前。



当時変態が聞いてニヤニヤしていたかは分からないけど、まさに少女真空パックな驚異的鮮度のアルバム。清純とか無垢とかそういうのとは次元が違う、完全に無意識、特になにも考えずに吹き込んでみただけみたいなそのまま感。作為が入り込む余地ないストレート果汁です。これ制作した人もそうとうな変態だと思います。こうやって原石感を残したまま、いかに石を削らずに作品というものに昇華させるか、手を加えきらずに作品としても成立させられるか。矯正せずにありのままでベスト尽くさせるとかそこに全神経注ぐとかやっぱり変態の所行としか思えません。ただ少女連れてきて語らせたり歌わせただけじゃこんなアルバムにはなりません。そこには大変な創意工夫が凝らされている、いかに少女の鮮度を落とさないか、それだけを考えている天才的変態のお仕事ですのでこれは傑作です。





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