シーマスのブルース

わーいSAS(ビクターのDT-Z1)針届いた。予定より二日遅れで届いた。催促のメールだしちゃったぢゃないか!嗚呼。
さっそく篠ヒロコかけてます。(針圧は指定どおり1g)
もちろん「霧雨の人」なんだけど、このアルバム、いきなりハイハットが暴発したり、サ行の破裂音が炸裂したりディエッサーがあまり使われて無さそうな雰囲気でそういう意味ではワイドレンジ。さてSASできれいにその高域が再生出来るのかしら?って聞いてみているのだけど、まず、音の印象がだいぶ違う。Z1のSASはわりと普通の音。もともとついてた古い針は、ダンパーがかなりへたっていたので本来の音ではないのだろうけど、音そのもののクリスタル感は元の針の方がだいぶ上。SASのZ1はZ1Sみたいなわりと元気な音。解像度は高いけど、それほどレンジは広くない。もしかしてシバタ針ならもう少し質感似たのかなぁ。それともレンジに関してはJICOの限界?実際中身がどうなっているのか分からないけど、オリジナルみたいなテンションワイヤーになっているのかも微妙。SASの機構もテンションワイヤー的といえばそうともとれるけど。テンションワイヤー針特有の細い棒が後ろに尻尾みたいに伸びてはいないのでいわゆる普通のテンションワイヤーではないのだろう。ってことはJICOのSASで元がテンションワイヤー性の針を注文すると自ずとオリジナルとかけ離れた音になり得るのかも知れない。私のおきにのパイオニアPN-200シリーズでもこういうことが起きたかも知れないわ。JICOサイトのパイオニアPN-200シリーズのSAS針は400~800まで色が統一なので中身同じなのかな。
でも、SASそのものは高解像度で内周の歪みも少ないので非常に良いものですよ。
次ぎにピンクフロイドの「おせっかい」からエコーズを再生。
まぁなんて繊細な音。ピンクフロイドじゃないみたい。なんでだろ、篠ヒロコではレンジ感感じなかったのにピンクフロイドだとすごいクリスタル感出てる。選んだ盤が悪かったのか?これなら納得。
そいや、PN-400もサウンドジュエル製と大東京宝石製でもだいぶ音違った。大東京宝石の方が音が落ち着いていた。サウンドジュエルの方がワイドレンジ。私はサウンドジュエル製の方が仕立ては悪いけど(プラスチック表面に斑がある)音は好みだった。ってことで最終的には自分の好みでしかないんだからいい加減な話よね。


新人は要するに私の仕事ぶりは参考にならないと結論を出したようだ。まぁ、確かに、誇れるようなものも教えることもないけど。ないけどー。
でも教えたわ。いかに狭い場所で苦にならない体勢を取って姿勢を怠けるかとか。
ぜんぜん響いてなかったみたいだけど。
私ほど職場で仕事(技術)の話をしない人間も少ないらしい。不真面目なんだろうか。私は。
仕事に関しては場を選ばずに常にフラットだからな。畏まりも砕けすぎもないわ。一定。
かえってそういうON/OFFの激しい奴ってめんどくさいし嫌い。いちいちかっこつけんなって思う。
真面目な席でやや浮き、不真面目な席で退いている私のメンタルは要はフラットゆえのことなのよね。


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