ペイブメントは夜更けの通り雨

永さん大腿骨頚部骨折だって。来月4日の入間市民会館のほろ酔いコンサート、押さえてたけど永さん無理そうね。大腿頚部骨折は手術したらすぐ歩けるらしいし(普通の骨折みたいに治るまで固定とかすると下肢筋力が弱体して歩けなくなるから、基本外科的に結合してすぐリハビリはいるっぽい)術後の経過次第ではあるけど、大事をみて仕事はセーブしていくかもしれないな。ツイッターでおときさん書いてるね。本人は出たいみたいだなぁ。

なんだかんだで5枚に一枚くらいの頻度でユーミン聞いてるなんてやっぱ頭おかしいよなと自制しながらも悲しい程お天気きいているわけだけど、ユーミンって99年に旧譜をリマスター再発してたけど、sweet, bitter sweetっていう二枚組のバラードベストを久々に聴いてみたら、音がかなり歪むのよね。この盤が2001年だから、必然的にリマスター後の音源の流用になっているものと思うんだけど、これはCDへのインプットのピークレベルを越えての歪みなのか、再生機の処理能力の限界的歪みなのか、もっと基質的な歪みなのか、よく分からなかったんだけど、2008年製のわりと新しいプレーヤーでもやっぱり歪んだ。でも、このCD基本的にそれほど高いレベルでは録音されていないし、歪まない曲では全く歪まない。少数のある条件を満たした曲に関しては容赦なく歪むの。それはユーミンがメロの最後に「がー」とか「にー」とか「らー」とかロングトーンで咆吼するタイプの曲なのよ。それらの曲は高頻度で歪む。このアルバムの目玉ともいえる「潮風にちぎれて」も歪むが一番ひどいのが「雪だより」だな。ユーミンの声と共に歪む。これは基質的歪みかな?ユーミンの声とCDの周波数特性が共鳴して音量レベル的にはセーフな状態なのに何かが飽和に達してバーストして歪む。なんか、不協和音的なものが立ちこめた結果歪むみたいな。きっとマッチしてないんだね、ユーミンの声が。CDに。デジタルに。正確に符号化できないのね。だって、声以外は全く歪んでないんだもの。でも、それを理解しないで製品化してるEMIもそうとう問題だとおもうわ。プレスした時点で再生チェックとかしないもんなのかね?
そして、ユーミンの盤はリマスター前でもけっこう音質いいんだよね。それはうちのコンポがひと世代前ので組んであるから当時の盤の方が音質的にマッチしやすいってのもあるけど。