ただなんとなく

ミッツマングローブ&クリスの明菜祭り聞いたけど、中枢も地方も考えていることは大差なく、ただ世代の差が多少ある程度なんだと知る。


初期聖子ちゃん作品としては間違いなく最高傑作であろう「ノースウインド」のSACD盤を聞いています。印象はレコードとも微妙に違うし、リマスター盤とも違う。レコードはもっと乾いた感じだし、リマスター盤はソリッド&クリアな感じ。このSACDは暖色系のソフトな音質。一枚上に薄いヴェールがかかったみたいでレコードやリマスター盤では上に抜けまくるホーン系の高域がとてもソフト。でも、立体感は増している。音の重心はSACDが一番低い感じがする。レコードやリマスター盤では暴れまくりの歌唱がとても整然としている。お行儀いいよ。いままで暴れまくっていていまいちニュアンスが掴めなかったような部分もしっかり収まります。これはいいことなのかどうなのかはわかりませんが、レコードやCDの歪み成分が抜けてこういう結果になったのだと単純に解釈しています。歪みの作用って良くも悪くも侮れません。今まで歪んだ媒体を享受されていたのだからそれは仕方がないことだし、歪みがもたらす力量は侮りがたくもあり。でも今ここに提示されたマスター音の忠実さも偽りがたい事実でありますわ。やはり、鮮度感が一番良く聞こえるわSACDが。でも他を否定するつもりもないわ。レコードの溝を引っ掻く歪みの力量がロックだって山下達郎も言ってたしね。ちなみにHybridのCD層は想定内の音だったわ。




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