三木聖子「聖子」


まちぶせのオリジナルでも有名な三木聖子のファースト。
ユーミン楽曲は「少しだけ片想い」のほか、「恋のスタジアム(作詞のみ)」がオリジナル。
ライナーにはバックミュージシャンのクレジットも詳細に記されており、けっこう凄いよ。
サディスティックス系の人脈だね。幸宏とか次利とか。
内容もシティポップス系からニューミュージックと76年の歌謡曲としては先進的なのだが、
全く意図不明なのだが、兎に角録音が悪い。ポップスをロック系のミキシングで落としたような、
そこ歪ますとこじゃないよってとこが歪んでいてまー聞きづらい。ソフトロックですらないわ。
でいて全く低音域を含まない謎のスカスカサウンド。薄いわー。バランス最悪。ちぐはぐ。
根本的にセンスとか品を感じないミキシングで楽曲も演奏も歌唱もズタズタになっているわ。
いや、これはアナログだからからかな。CDだとすっきり聞けたりするの?リマスター必須?
三木聖子の歌唱は決して悪くはないのだけど、レコードとの相性は悪くとても歪みやすい。
でもそれすら録音の工夫でどうにでもクリアできる気がする。わざと?
不思議と内周のA-5, A-6で音質が安定する。変なレコード!






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