旧日本兵を見た!

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先日、旧日本兵を見たの。あの帽子、あのメガネ。そして風貌。ガチです。大なり大なり私の脳にエラーがあるとしても、あまり旧日本兵に詳しいわけではないけれど、あれはきっと旧日本兵の残党。私は確信しています。そしてその旧日本兵の方は大変舞踊を嗜まれている方で、しかもその舞踊は大変希有なもので、私はこのチャンスを逃したら生涯お目にすることはなかっただろう、その舞踊に終始魅了され、旧日本兵に敬語で話しかけて上官に怒られたりしていました。その舞踊は白日に曝せば富士の万年氷の如く溶けてしまう儚さがあり、南アルプス雷鳥の如く手厚い保護も叶わない悲しい運命を伴っていましたが、この旧日本兵さまはこの舞踊を心から愛しておりました。ダンス・イズ・マイ・ライフ系。旧日本兵さまは精力的に舞台に上る機会を探しており、こうも仰っておりました。「羞恥心は無いが、見てる方が辛くないかが気がかりだ」と。なんて謙虚。舞踊を終え、指に軟膏を塗る旧日本兵さまの背中を見て「日本男児ってこういうことなのかもしれない。」って胸が熱くなりました。このストレートで作為のない舞踊には邪気などなく、許しがあり、私はね、こいう舞踊で育まれる連帯っていうものがもしあるのなら、それは大変すばらしいもの、そういうことがみんなわかってこういう舞踊が育まれた時代があったのかなって、男文化ってすごいわって思った。そしてその中に入っていけない私はさもしいウジ虫野郎だと思いました。わたしは遠くから旧日本兵さまの元にこの舞踊の名手たちが幻魔大戦の如く集う日が来るのを祈るのでした。