ビッグダディ春特番見終えて

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脱力。
テレビ放映する以上、数字が取れなければ行けない、それゆえ多少の演出もあるのだろうとおもうけれど。もてあそばれた気分。
今回は、ダディの間抜けぶりが露呈された分、元母への風当たりが少しは収まったのではないだろうか。それにしてもしっくりこない。

一体、カメラマンはこの家族のどこにカメラを向けていたのだ?

何故、夜な夜な逢瀬をくり返していたこの夫婦の実態を写さなかった。
行為を写せと云っているのではない。それこそ元さやに戻るならその展開なり、会話なりを写すのがお前らの仕事だろう。急に隠れてしけ込んでいたとでも云うのか。
それとも、何日かに一度、全くカメラの廻らないフリーの日でもあるのか。その日に勝手に急展開して盛り上がったってことか。だとしても、そんな大事な展開なら、後日きちんとなぞり直してでも撮影するのが義務だろ。なれそめってやつを。
そこがすっとんだゆえ、無計画でだらしない印象しか残らなかった。
それと、元妻の別居なんかみてもわかるけど、あの一家にあそこを借りるだけの経済力は残っていないはず。あきらかに他から資金が出ているのがまるわかりだ。元妻がぼろ家を引き払ってこっちへ来いとしきりに言ったのは「こっちくれば、テレビ局のひとがどうにかしてくれるのに、なんでわざわざあんな不便なとこいるの?」という、屈託ない意見だったような気がする。とにかくこの元妻の引き起こす行動には金がつきまとう。引越だ、別居だ、また引越だ、名医のいる産婦人科に飛行機に乗ってビューン。こんな金、ダディが工面できるわけない。まぁ、撮影を円滑に遂行する以上しかたないことかもしれん。そもそも、元嫁が来た理由もこの番組ありきなわけだから責任はある。
この展開も「数字のため」の意図的な展開とも取れなくもない。いかに視聴者を釘付けにするか。だが今回の放送はいろんな不手際が見え隠れしてとても脱力した。正直、産む、産まないのくだりは全部茶番でしょ。病院で診断してもらえば済むことだ。

ただ一つの救いは、長女が元嫁を「女」として厳しく見据えていた点。
ここに共感を覚えた視聴者も多かったのでは。

長女をはじめとする年長勢は、もう一度「なんのために奄美に来たのか」を冷静に考えて、ダディに真摯に問うような展開があってもいいはずだ。
だ・け・ど、やっぱりさ、ビッグダディってどういう形にしろこのドラマに元嫁はからめたかったんだと思うよ。仮に元嫁が子供からの手紙もテレビ放送も無視して絶縁決め込んでても、たぶんまだ未練たらしく「元嫁が・・・」とか言っていたはず。番組制作の理由の一つに「元嫁との復縁」は絶対あったはずだもん。夏に元嫁が飛来する前に何度元嫁の話題が出てきたことか・・・。(奄美に越す前に長女が元嫁のとこから高校通学みたいな話があって手紙で交渉する場面があった。仮にその計画が実って長女が元嫁邸に行ったらそこにカメラが行かないわけないじゃん。)まさにダディのシナリオ通りって感じだな。だけど、復縁以前に三つ子の出産にあんなに濃厚に関わっていたり、やっぱり普通の関係ではないんだよ。一般常識で語ろうとしても不可能だわ。

そうそう。元嫁が奄美訪問前に堕胎した説もあるな。

関係ないけど、正月の放送で元嫁は自分の身長147cmと言っていた。小柄だ。でも、ダディと並んでもそれほどダディが大きいって感じしないから、ダディってテレビで見るよりもかなり小柄な人なのかもしれないね。爆笑田中くらいかな?