ビッグダディ2010夏編
今年のビッグダディは前もってダディ出稼ぎという大テーマが提示されましたので展開はそれに沿って比較的わかりやすく予告編にてだいたい明示。それにしても米作りってどういうことかね？いや、単純に整体師として稼ぐなら元手いらないし問題無いけど、米作りってそうはいかないじゃない？さあ始めましょうで出来るものではないよね。場所なり種なりノウハウなり初期投資がいろいろかかるわけじゃない？そういう疑問をテレビに投げかけること自体が不毛とわかりつつも、ビッグダディは相変わらず不条理を孕みつつ進行。
一昨年～去年が末っ子誕生～幼児期ということも手伝ってか内容は手緩い（円満な）方向に終始した。その反省を踏まえてか今回は家族がよく動く。二歳の幼児を抱えた家庭とは思えない行動力。なんというか他の子供達が面倒みているとかいうレベルじゃない感じ。だけどあれだな。その行動力も当然ですけどあくまで「動かされている」感は濃厚で純粋にというか、必然があるかといえば全くない。いわゆる「こういう絵が欲しいだろう」的な展開でしかないのだが、それも講を奏してないっつーか、不発だな。なんというか、もう、子供の上の方、大人になりすぎだ。それは成長したというよりは精神的に。嫁やダディを追い抜きすぎ。いままでも真っ向から子供が親に反発するような場面は無かったがすれ違う場面はあった。今回は子供が大人すぎて嫁やダディの理不尽に微動だにしない。「またかよ」といいつつ諦めている。なんか不完全燃焼だ。そうか、長女はダディと共に出ているのか。
ああ、ダディが勤めてる整骨院の院長激シブ。
見終わった。
早送り＆途中で電話＆DIG聞いてたので詳細はわからないけど結局あれか。嫁がまた三つ子と末娘つれて出てくとか言い出して家族会議になってなあなあになりましたってかんじか。ビッグダディは嫁が現れてから変に展開をアクシデント的に纏める癖がついてしまったが、やはりダディと嫁がくっついちゃった以上のアクシデントは今後どう考えても起こりようもなく（あるとしたら出稼ぎ先でダディ浮気、再婚とか。でもそこまで人道外れた大家族ものが放送に耐えうるとも思えない＆ダディのもとには長女がいるので歯止めは利いている）であるとしたらホントに嫁が来ないことを前提とした最初のビッグダディの青写真を今提示するのがいい様に思う。いや、いまそうなりかけてるか。今回のビッグダディは日常のわりと退屈な展開が目立ったな。たまに嫁がとちくるう程度で。予測範囲内すぎるんだよ。嫁の行動。想定内ってやつ。視聴者はもう嫁の性格熟知しちゃってるから今更どうとおもわない。それさえ日常。
それにしても、ダディが出稼ぎに出て奄美以上に稼げているとは到底思えないんだけど（奄美ではあくまで経営側で諸経費などあるにしろ儲けはすべて自分のものだったが、出稼ぎ側では雇われの身。奄美でどの程度の儲けがあったかは未知数だが、出稼ぎ先の儲けは通常整体師のひと月分の給料って月30万も貰えればいい方だし、多少地方ということを考慮するといくら経験、年令など踏まえても25万程度ではないか。もっと低い？ それに出稼ぎ先での居住費、生活費などもかさむのだ。残る額は・・・と考えるとダディの無謀っぷりというよりは制作側の多大な援助がないともはやこの家族が成立しないことがわかる）私たちの心配を余所にビッグダディはぬくぬくと続いていくのでしょう。
