花紀行
悠里さんの件は、ここ一年くらいの心ここにあらず感というか、折れちゃってる感じが所々に出ていたので、驚きはしたけど、意外ではなかった。「余力を残して辞めたい」っていうのも頷ける。たぶんこのまま続けることは出来てもどんどんなぁなぁになっていくだろう予感はしていたので、潮時といえばそんな感じもする。4時間半を月〜金ってのもハードだったし。悪い事ばっか言っちゃったけどお疲れ様でしたよほんと。小沢昭一や永さんのコーナーが終わったのは仕方ないとしても、森山良子や浅香光代が終わった時は、まぁ、スポンサーとかいろいろな折り合いなんでしょうけど、急だなって思った。コーナーが終わった分、悠里さんの時間が増えて、トイレにさえ行けなかった等々の事情は言われてやっと分かることだった。最終的に残留したのが毒蝮のミュージックプレゼントだったってのも驚きですね。後任は伊集院・ジェーン・スーの二部制。伊集院は日曜のワイドもやってたし、冗談で悠里の後釜を狙っている様なことはよく言っていたけど、週５か。深夜抱えて朝ってなんか大変そうだけど、ラジオ命の人だから納得いくようにきちんとやるだろうし、やれなかったらまた辞めるだけだろう。ジェーン・スーの起用はほんとに驚いた。ストリーム以降のTBSのサブカル層積極採用率というか、宇多丸人脈採用率というか、政所君も全うにやっていればここのいずれかに食い込むことで来てたんじゃないかと思うとほんと悔やまれる。もう、政所君の枠にはサイプレス上野さんが極めて人畜無害なキャラ立てで納まってしまっており、改めて政所君の出番が訪れることはなくなってしまっているようでさみしい限り。サイプレスさんはサイプレスさんでいいんですけどね。「こまっしゃくれ」という概念でいうと政所君にはとても惹かれるし、サイプレスさんはそこのところとても大人ですしね。つかいやすこです。
今回の交代劇は単純に若返りとかというよりは、急に誂えた感じ、駒を手持ちから揃えた感じが濃厚で触ってはいけないところに着手してしまったような感じするが慣れれば普通になるもんだろうかね。
