何度此処へ来たことでしょう

コオロギ最期の一匹が早くも逝ってしまったし。ちょっと早すぎ!
年越しとか夢の夢じゃないのよもう。



聖子ちゃんのステサンSACDシリーズの第6弾(たぶん完結)が届いたわ。
早速「The 9th Wave」を聞いています。木枯らし吹く季節だろうが関係無いわ。
傾向はティンカーベルと同じ雰囲気で、クリスタル感がすこぶるここちいい。
低音も分厚い。
そもそも最初期のコンパクトケースの盤で聞いていたので音質の違いは明白過ぎるわ。
基本的にそれほどレンジ感のない録音だと思い込んでいたけど、思いのほかダイナミック。
アナログはやや翳る雰囲気があったけど、このクリスタル感は無かった。
ドタドタ感が半端無かった「す・ず・し・い・あ・な・た」とか躍動感ありますもん。
サウンド的に一番贅を尽くしている感のあるアルバムなのに肝心の音質がイマイチだったのが
ここにきてその贅の部分が解放され一般家庭でも再現できるようになった幸せ。
ダイナミックで躍動感あるんだけど、このアルバム特有のあっさり感、バックの静寂感は生きです。
でも特筆はサウンドよりボーカルかも。ここにきてフレッシュかつ力の抜けた歌唱が沈むことなく再現されている。