春になる頃あなたを忘れる

日本シリーズ終わったね。明日から正式にオフシーズンスタート。

Perfumeの新曲はerasureのhomeとかTMNのdetourみたいな終末っぽい曲だね。

ステサンSACDシリーズ「Windy shadow」聞いているわ。
旧CDだと初期デジタル録音特有のメリハリの無さで内容以前に
音が地味だなと感じていたけど、音そのものはソフトながら
厚みが出て、ボーカルの鮮度が異様に高まっていて、印象は変わる。
でも「ティンカーベル」ほどのクリアーさはない。冬アルバムだからかな。
でも「カナリア」ほどくぐもってはない。でも、この温度感が丁度いい感じ。

一応、デビュー作から新婚一作目までの12枚が出揃いましたが、
個人的なお奨めは初期三枚ですね。これは鉄板。
特にスコール。潮騒の一択でこれは聞くべき。録音も変に凝ってなくて文句なしの高音質。
(まだ2nd、3rdは売り切れて無さそうなので気になる方はお急ぎで。)
4thから6thではパイナップルが音質的にはベストなんだろうけど、なんせ
曲(アレンジ)によってバラツキがありますのでお好みで。
風立ちぬは大瀧サイドより鈴木茂サイドのB面の方が音質的にはよろしいかと。
(雨のリゾートで残念ながら一カ所マスター歪み(ドロップアウト?)あるけどね)
それ以降のアルバムはデジタル録音世代になるのだけど、ここで分かることは昔のデジタルマスタリングというか、44kHz/16bitのCDプレスマスター(いや、当時の標準的なデジタル録音のヘルツやビット数なんてよく知らないんだけど、でも技術的にそんなにハイビットでは無かった筈)、肝心のプレスの行程的な水準がまだ黎明期なので当時いろいろ試行錯誤やデジタルプロセスの限界があったと予想されますが、その辺りが今回のアナログマスターから直結のマスター作成行程である程度克服されているという点。(スープリームのみデジタルマスターからのマスタリング)
だけど、今回使用した2chアナログマスターも大元はデジタルマルチマスターなわけで、音質の特性はあくまで当時のデジタルマスターに依存していて、決してそれ以上の恩恵には肖られていないという点は理解してほしいところ。当時のデジタル録音音源が当時の機器を通じてどんな音を奏でていたかが、このアナログマスターに記されているというわけ。でもこれの有る無しはでかかったよね。当時のスタッフが後々を見据えてアナログのマスターを作成・保管していたかはわからないけど、必要に迫られて作った物ではあるんだろうけどありがたいことです(ただでさえマスターサウンド盤とか選書盤とか多岐グレードがリリースされてはいたから、その度にマスターは作られてはいたのだろうけど)。
デジタル録音はクリアーだし、淡々としていて破綻がないので聞いていて楽ではある。ちょっと行儀良すぎるくらい理路整然としてフラットなのが、物足りなくもあるけど、兎角ボーカルに関してはどれもとてもよく録れていると思います。
7~12の中では好みではユートピア、音質的にはティンカーベル
9th wave、スープリームは当時CDでもかなり流通しただろうから、音質の違いを確かめるにはいいとおもう。あと、近年のブルースペック等のリマスター盤は初期のしか聞いていないので後期のは雰囲気わからないのよね。10万円ボックスなんかの音質的評価は一般的にはイマイチとの声が多いけど。最期は好みよね。






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