研ナオコ「スタンダードに悲しくて」

音の小箱 #音楽レビュー


シングル「愛、どうじゃ。恋、どうじゃ。」収録の83年のアルバム。
このアルバムとてもいいわ。出だしデュランデュランの「ハングリーライクアウルフ」みたいなドラムで始まるし、二曲目の筒美京平のアーバンソウルもとてもいかしているし。B-1の石黒ケイの書き下ろしがまたまた名曲でいいし、福島邦子の書き下ろしもまたいいし。凄い恵まれた時期のアルバムだなぁとわかります。勢いがあります。研ナオコだと「中島みゆきを歌う」くらいしか聞いていない人多いと思うし、そういう私もその口でしたが80年代前半はなかなか良作揃いなのかも。アーバンと場末を巡回するような従来のファンも裏切らない内容。




ロープライス ￥1,364
or 新品 ￥1,364