見破る目

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普段行かない駅とは逆方向の遺跡跡地にある図書館はカブトムシとか鈴虫とかナナフシとか大ムカデとか飼育しているモダンな図書館なのだけど、自習席が少ししかないのとクーラーが効きすぎててすぐ頭が痛くなるので長時間はきつい。駐車場がないので自転車で行くのだが途中にヒグラシの鳴いてる薄暗い木々の茂った公園があったので寄ってみた。入り口でお掃除しているおばあさんにすれ違い挨拶して中に入る。ケヤキと楢がほとんどだがクヌギが数本あって、その中の一本にはカナブンが数匹来ていた。樹液にたかるカナブンを見るのも久し振りだった。ヒグラシは3~4匹鳴いている。近所ではほとんど鳴かないヒグラシも自転車で10分かからない公園で鳴いているもんなのね。帰りがけさきほど挨拶したおばあさんが「なんかいたかい?」と聞いたので「カナブンがいた」と言ったらおばあさんさらにこんな事を聞く。
「何年生?」
見破られた。学生見破られた。
「三年生です」
今考えればそう答えれば良かったのだけど、言葉を濁してさよならした。
長かった期末テストも明日で終わり、30半ばの夏は更けていきます。(きっと追試じゃ!)