BS-2でperfumeのライブを見る

一昨日、浅川マキの大晦日公演に行ってきた。今回はバックもしっかり居て、オルガンとか居て、なかなかオモシロイ演奏ではあったけど、マキさんの比率が低くトークもほとんど無かったのでなんか消化不良な感じが残った。曲目のレパートリーもほとんど後期の楽曲だった（CAT NAPからが多かった）。初日だったからか？なんせ、打ち合わせのみでリハーサルすらしていないと云っていたよ。恐ろしい。マキさん曰く「それがフリーなのよ」。
冊子でナンシー関の事に触れていた。不在者の存在は年々大きくなるばかり。

perfumeの武道館公演を昨晩放送していたのだけれど、perfumeっていうのは結局、最小限の素材から最大のレンジを引出すことに成功した状態を云うのではないかと思った。素晴らしい。これは要素が何か一つ欠けても成立しない。こういうギリギリな状態のものっていうのは意外と少ないのではないでしょうか。
ところで紅白で「ポリリズム」を歌うそうだけど、紅白って基本フルコーラス歌わせないじゃん？どこかを端折ると思うんだけど、どこを端折るかでこの曲凄いことになると思うのよ。この曲は最大の見せ場である長い「間奏」を「イキ」としないことには成立しないでしょ？でも、間奏の前後にそれほど歌部分があるわけでもない。全体としてそんなに長い曲でもないからフルコーラスいくかもしれないけど、間奏なしとかだったら笑うなぁ。