日曜日の秘密基地終了

最終回のアシスタントが竹内アナでないとは。最期の最期まで伊集院の(もしくは、リスナーの)思惑どおりにはならない番組だったな。災難、外山惠理。なんだか、先週の方がまだ最終回っぽかった。そういう雰囲気を感じられた。今日の放送、余り分のやっつけってかんじだった。後味悪かった。伊集院は、未来永劫TBSの日中のラジオには出演できなくなるんじゃないか、って思うくらい伊集院そっちのけだった。特に、アンタッチャブルが出た終盤。なんだか孤立してたな。完全に進行放棄してた。ここまで突き放されたら伊集院も逆に吹っ切れたんじゃ無かろうか。桐畑に「だから、どうしてほしいの?」と力なく数度つっかかる伊集院。このやり取りの虚しさ。ここ数週間張りつめまくっていた伊集院が、完全に虚脱してた。私もいっしょに虚脱した。それは番組が終わって残念だとか一仕事やりとげて力が抜けたとかそんな虚脱じゃない。自分ではどうにもならない大きな壁にぶち当たったときに感じる虚脱。今日の放送で伊集院が始終はっしていたのはそんな諦観みたいなものだったと思う。秘密きっちの穴コーナーを放送ギリギリまで延々とやったのも、特別ななにかも特になく、結局、何も思い残すこと無かったんだろう。最期にかけつかた竹内アナ一同もラジオというより、舞台裏での労いのような挨拶で、一瞬放送中というのを忘れるような瞬間だった。そんな社交辞令さえすっとぶくらいの素の状態だった。伊集院は「もっと無駄なことをいっぱいしたいと思う」と言った。十年という長い無駄を終えて。ご苦労様伊集院。あなたの痴豚は伊達じゃないよ。