その日は、みんなでネ。
ユキヒロが逝去。
ドラマーは早世なんて言うもんじゃなかった。
なんだかんだで「EGO」以前のLPは全部持っていたわ。
(ほとんどは当時住んでた近所の友&愛が閉店するときに二束三文で入手したんだけど)
アナログラストのEPだった「LOOK OF LOVE」は持ってる。これもレンタル落ち。
なんだかんだでビートニクスも当時もののアナログ持ってた。
オールナイトニッポンには間に合わなかったが、「スタンドアッププリーズ」は聞いてたし。
でもね、私はユキヒロのファンと胸を張って言えるほどではないのよ。
なんせ、ほとんどが中古で新品で買ったのって近年の紙ジャケ再発とかビートニクスとかスケッチショウくらいだからね。全然投資してない…。
まぁ、だからファンというよりはリスナーって感じなんでしょう。
ユキヒロのどこがいいかって言われれば、ドラムとかさボーカルとかファッションとかさ、そういうとこにふつうおちつくんだろうけど、なんだかんだで、虚弱体質とか神経症とかをしゃれっ気を込めて表向きに生きてる大人って当時それほどいなかったように思うのよね。暑苦しいの嫌い、スポ根とかぜんぜんダメ、鬱上等って。近田春夫なんかも調子悪くて当たり前で同系統だったかな。
ファッションや生き方は憧れるのもおこがましいなって思いますけど、そういうわりとネガティブなことを肯定するようなスタンスに関してはおおいに感化されてましたね。
なもんで、けっこうずしんと来ました。
正直、小沢昭一、野坂昭如、永六輔逝ったあたりから、逝去慣れっていうの?
けっこう耐性付いてきてたと思うんだけど、
佐藤伸治、浅川マキ以来の衝撃かも。
そういえば、ムーンライダーズもかしぶちさんからだったな。
ツェッペリンもボーナムだし。
ヤキももう五年経ちますか。
やっぱりドラマーは大切にしていかないといけませんよ。
この明るい絶望感になんど救われたかわからん。
「その日は、みんなでネ。」は、未だに合い言葉ですから。
SSSはデストピアポップの金字塔。途中までの展開は妙にわくわくするが、最後の転調で絶望に沈んでいく。
このクリップ数年前に知った。音楽殺人はユキヒロの元気な面が詰まってますね。
スタンドアッププリーズのOPにも使われたステイクローズ。
この曲にプロモあったんだ。初見。
髭の慶一がかわいすぎるだろ。
よくよくみるとこのふたりの組み合わせって不思議な感じするね。
ヒットスタジオこの放送は見てたなぁ。
名盤「トロニカ」の幕開けの一曲。わかってるなぁ。
フェリーっぽくていいよね。フェイントかますドラムも見せ場。
薔薇色の明日のラスト。なんなんでしょう。このハッピーな諦念感。
明るい絶望、ハッピーな諦念。ユキヒロってずっとそういう音楽やってたね。
ありがとうございます。合掌。