なぎらけんいち「なぎらけんいちの奇癖」

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なぎらけんいちがなぎらけんいちとしてアルバムをリリースしていた期間は意外と短くて、なぎら健壱としてタレントと兼業し出した時期を除くと、「万年床」から「さすらいの博打打ち」までの期間がわずか四年だけなのには驚きました。で、この「なぎらけんいちの奇癖」はURCでの一作目となる、たぶんなぎらけんいち作品で一番有名な「葛飾にバッタを見た」と同年の1973年にビクターのフォークレーベル「SF」からリリースされているわけですが、いままでCDになってませんでした。曲目を見ると、なぎらの初期レパートリー曲ばかりでだぶりが多いが、ほとんどライブ録音だったりする。演奏も「万年床」よりラフ。これで初期作品は「春歌」を残すのみになりましたが、「春歌」は諸事情で永久にお蔵入りなのだろうか。やだなぁ。聞きたい。