三笑亭可楽「アポロン落語名人撰52」

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二月中はどこの図書館も蔵書点検などで長期休館のところが多かったけど、三月になってどこも稼業し始めた様子。いいことだ。そういえば、去年くらいから図書館ってのはそれこそ休日無しの毎日開館ってところが増えた(一部、郊外の小規模な図書館は週初めに休みだったりするけど、主要な図書館、大型の図書館はだいたい毎日やってる)し、その上、七時くらいまで開いてるところもある。公務員のみなさまご苦労様です。私は図書館ハシゴしてあっちこっちからネタかき集める図書館キチガイなのでほんとに重宝します。最近はネットで貸し出し予約まで出来てしまうし、予約すればいちいち探さずともカウンターにストックしてくれるし至れり尽くせりっす。ほんとに図書館の方々って、仕事倍増してますね。このあいだ、タウンワークかなんかに都内の図書館の蔵書情報PC入力するパート・アルバイト募集でてたけど、それも致し方ないですね。
前置き長くなりましたが可楽さんです。顔も面白いですが、この人は間とテンポが絶妙。特に話が乗ってくると怒濤のようにザーーーっと行く。でも、ただの早口って感じでもなく、その、間、間が絶妙。のけぞったり、つんのめりそうになったり、揺さぶられるような勢いで、よく音楽に例えられたりもしていましたが、きゅっ、きゅっ、きゅっ~っ!って感じなんです。その辺がとてもよく出ているのがこのテープの1席目「今戸焼」です。中盤の早口の快感は筆舌にし難いので是非とも聞いてみてください。文化放送の音源なので音もいいです。