ベスト歌謡曲100ザ★ヒットパレード

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ざっとボックス写真を見る限り、ナベプロ系の歌手揃い踏みなのがおぼろげにわかります(詳細はわかりませんが)。所属プロダクション意識してファンになるなんて人はいないでしょうし。で、その所属歌手をジャンル別に大別して五枚に納めたのがこのボックスのようです。このボックスの特筆すべき点はひとりの歌手に対して一曲しか収録されていないという点。だいたいこういうオムニバスはヒット曲数の多い歌手の曲が大半を占有してしまうパターンが多いのですが、一人一曲にすることによってそういう片寄りを解消しています。要は100曲、100歌手(収録曲数は実際、101曲)の曲が聴けるって訳です。それゆえ、その百人の中には相当に微妙なラインも含まれてくるわけですが。たとえば、アイドル編の中山秀(元ABブラザーズ)なんて嫌がらせでしかないでしょう。これ削ってジャスト100曲でも全く問題無かったと思えます。仮に、これ無しと有りの2セットどちら選ぶ?と出されたら、私なら無しを選びますね。その他、DISC-3のマルシアが微妙に収まり悪いのと、DISC-4の吉川晃司もちょっと違う気がする。それ以外はなかなかしっかり、かといって全ての曲を熟知しているわけではないのではっきり言い切れませんがこんなものではないだろうかと思います。アイドル編には聞いたこともないようなアイドルが相当数含まれていて、ぶっちゃけヒットパレード言われると語弊あるようなきもしますが、もはやアイドル歌謡なんて、ヒット具合や知名度具合よりも発酵具合の方が重要だったりするのでこれはこれでいいと思います。