Radiohead/OK computer:OKNOTOK

寒くなってきたわね。
言うまでもないけどお身体大事にしてね。
いつか会えるかも知れないんだからね。会えないけどね。

そう、そうなのよ。カマキリの事なんだけどね。
カマキリ、このごろ凄い減ったと思うのよ。
いや、寒くなってきて減ったっていうんじゃなくてね、
個体数が普通にジリ貧になってきているというか、
私、今年見たカマキリ(オオカマキリ)、通算で二匹よ。
しかも、一匹は10月になっているのに、抱卵していないメスよ。
カマキリ、かなりやばいんじゃないかしら。
理由もいくつか考えてみた。

食物連鎖ということで考えてみると、虫の中でもかなり上位にいるカマキリ、強い上に、肉食で食欲も旺盛。当然沢山の餌を必要とするわけです。その餌が減ってくればいくら虫界最強であろうとも、生体を維持出来ない。カマキリの餌になる虫は減っているのだろうか。バッタの類は確かに減っている。イナゴの類は殆ど見かけないし、トノサマバッタショウリョウバッタの類も河原ぐらいでしかみない。かつては住宅街に普通にいたセスジツユムシもほとんどいなくなった。オンブバッタ等小型のバッタなんかは市街地の草原にもよくいる。が、カマキリは必ずしも野原ばかりにいる虫ではないし、街中や公園にも居て然るべき虫。バッタ以外の虫を捕らえるとこの方が多いだろう。トンボは減っている。トンボ減少の原因はブルーギル等の外来種によるヤゴの殲滅が主因のようだ。だが、トンボが飛ぶのは夏より後。カマキリが育つ過程では途中から捕食される虫。セミなんかも季節限定。蝶類は以外と増えている。特に大型のアゲハ類、外来種のマダラチョウの類はかなり上向き。でもそう主立った虫ばかり気にしなくても、世の中にはいくらでも虫は生息していて、中にはカエルや子ネズミまで狩猟するカマキリもいるそうなのでだいたい動く小動物ならなんでもいけてしまうのがカマキリなのだと思う。結局カマキリが捕食するだろう虫全体の減少がカマキリの減少に拍車をかけてはいるのだろうと思う。餌が減って、分け前が減って、個体数の頭数が先細っていく。なんかすごいもやもやだけど。限界。

ハラビロカマキリは減ってはいるものの年間10匹は遭遇する。だが、遭遇するカマキリの大半はハリガネムシに捕食されており、水たまりの縁で憐れに果てている姿を見かける。コカマキリも見かける。なぜか道路上で轢かれていることが多い。

害虫駆除で標的の虫以外の虫も減ってきている。が、どうも解せないのが、市街地など頻繁に駆除されるだろう場所以外の、もっと郊外の森林地帯でも同じようにカマキリが減っているという点。

動物の中でも強いとされる種族が必ずしも蔓延しない摂理、大鷲や鷹の類が郊外で密やかに細々と暮らしているような現実、タガメのような明らかに強そうな虫があっけなく居なくなってしまう理(←これは環境による影響が大きいけど)。強くて身体が大きく、食べる量が多いという事はその連鎖が途切れた時にあっけなく崩壊してしまうものなのかもしれないわね。

昔はキュウリぐらいの胴回りしたようなでかいカマキリが居たんだけどね。どんだけ餌が豊富だったんだって話よね。今やカマキリも苦境で戦っているのね。

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久々見たので撮った。津久井道志道あたり



本題よ。

あ、ちょっと本題前に。
杉作J太郎大先生のラジオ、あれは10年に一つ出るか出ないかくらいの伝説的ラジオになると断言するので、ラジコプレミアムに加入してでも聞くべきよ。J太郎さんのラジオ聞いてしまうと、フロッグマンなんてちょっともう空っぽすぎて得る物が何もないわ。いや、得る物のためにラジオなんて聞いていませんけど、フロッグマンのラジオ、なんとか年内で終わらせて年明けから仕切り直ししてくれませんか>TBS。あんなの放送続けてちゃやっぱり良くないと思います。フロッグマンさんのためにもTBSのためにも。フロッグマンさんは10分くらいの煮詰めた内容のラジオをやらせてあげるべき。かつてのキッチュ清水ミチコのように。


本題とはいいますけど。

Radioheadの誰もが知ってる名作「OK computer」がリイシューされたのね。もう20年だそうよ。確か、数年前にもデラックス版が出ていたように記憶しているんだけど、一応、20年ってことで今回のが真打ち的なリイシューなのかしらね。リマスターも今回が初めてみたいだけど、なんだったら前回のデラックス版はなんだったのかしらね。
このアルバムは兎に角青天井に評価が高くて当時とても評判になってはいました。私はレンタルで借りてCD-Rで聞いていた口で、実際当時RadioheadのCDを購入してまで聞いては居なかったんですけど、正直、ロック的な思想的な部分はうっちゃって、音響的な部分で聞いてて、録音が優秀だという点とか、けっこう好みなキレイな音が入っていてそういうキレイな曲の部分をかなり聞いていました。Subterranean homesick alienとかExit MusicとかLet downとかNo suprisesとかThe touristとかですね。特にThe touristは最高の入眠音楽として愛聴していました。一番好きな曲。クラウトロックがベルベットと邂逅したかのような印象だったのね。それはみなさんそれぞれ思うところでしょうけど。久しぶりに聞いて見ています。当時あまり気にならなかったけど、ギターのメロウな感じとかsuedeのバナードみたいな感じだったのね。さすがUKロック。通ずるものがありますね。
なんというか、このアルバムが当時、突発的に何ら他の干渉無く突如出現したような、寝耳に水みたいな印象がしていたんだけど、20年して俯瞰してみると、その時代よりは過去の音楽にしっかりとリンクしていてその扱いがとても巧みでにわかに気がつかないくらい上手くできていたんだなって思う。そしてやっぱり録音がとてもいい。

結局この程度しか言えなかった。だって、このアルバムしか聞いてないしRadioheadなんて。
でも、そういう人、わたしだけじゃないでしょ?わかってんのよ。そんなもんだって。


あー、このアルバム出た頃、よく池袋のwave行ってたわぁ〜懐かしい。


今注文した。ほんとこのごろチェック落ちすぎ。