背徳のシナリオを聞かない冬はない(10点)

Winkが身に染みる季節になってまいりました。

訪問先で「トランペット」なる花の名前を聞き、
別の訪問先の軒先で咲く花の名前を聞くと「トランペットだ」と言われる。
今まで漠然としていた部分だった。
なんとなく私の中でトリカブト朝鮮朝顔と蒟蒻が曖昧なままで整理することもなくなんとなく過ごしてきた。
それが一気に片づいたのだ。
私の中でトリカブト朝鮮朝顔は有毒植物という点で重なっていた。
朝鮮朝顔と蒟蒻は葉の茂り方が似ているという点で重なっていた。
トランペットというのはその朝鮮朝顔の亜種らしく、黄色い下吊りの花が咲く。
その名の通り、楽器のトランペットに似た花を付ける。
朝鮮朝顔はトランペットよりは花は小ぶりで色も白~薄紫系統が多い。花以外の部分はほとんど同じ。
子供の頃、近所の茶屋の軒先に朝鮮朝顔が咲いていたが、なんとなく有毒だと知っていたので触れることはなくなんとなく近寄りがたかった記憶がある。

実際、トリカブト朝鮮朝顔の花は似ても似つかない。有毒という点しか共通しない。
朝鮮朝顔と蒟蒻にしても、背丈や茎色などが全く違う。あくまで私の中で似た系統に茂るとして勝手に分類されていただけだ。それに蒟蒻の花は朝鮮朝顔の花と似ても似つかない。蒟蒻の花は水芭蕉をどどめ色に染めたようなグロい花だ。

今となってはなんでそういう解釈になったのか、謎な部分も多いが、厄年過ぎて片がつく知識もあるのでまだまだ棄てたもんでない。






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