りりィ「Love Letter」


75年(「私は泣いています」のヒットの翌年)。
海外(ハリウッド)レコーディング。一曲目はシティポップっぽい感じなのでライトな路線なのかな?とおもいきや、ジャニス調のブルースロックが基調になったりで、乾いた感じのアメリカンサウンドが楽しめるアルバム。でもなんか、こうもロックに依ると私にはカルメン・マキと区別つかんわ。あと初期アルバムと同様に歌詞がいまいち漠然としていてなかなか頭に入ってこないのよ。りりィは人への提供曲だとわりと筋の通ったわかりやすい曲を作るのに、とかく自作になるとぼやけ気味になる。大原麗子の「待つことになれて」とか、そうきてこうくる、みたいな痒いところにちゃんと手が届くライティングをしているのに。「私は泣いています」はもともと研ナオコのために書き下ろしたものだと聞くし。想定した対象があると上手く書けるひとなのかな?このアルバムはバックの演奏がなかなかタイトでいいです。やさぐれてます。私の中での70年代の日活映画みたいな感じかしら。そんな詳しくないのでなんとなくですけど。





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