松本伊代「風のように」

Macproの故障は電源じゃなくグラホでした。やだやだ。

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後期の伊代ちゃんのアルバムは評価高いけど、天使のバカしか聞いてなかったので百円だったので入手。アレンジ全曲船山基紀、作曲9曲林哲司。プロデュースは林哲司。品質保証付いたようなもんですな。鉄壁の安定感。A面がわりとこの当時のシングルの哀愁路線で攻めて、B面はアーバンですよ。ホーンセッションにパーカッション鳴りまくりですよ。ラ・ムーみたいですよ。船山基紀も楽しんでますわ。マジで本気のアーバントロピカル。オメガトライブのファンにもお奨めするわ。それにしてもこのアルバム、リリースが年末の12月でA面はいいとしても、夏全開のB面はどういう経緯だったんでしょうね。あと編曲もこなす林哲司がわざわざ船山基紀起用して自分のメロを船山アレンジに託しているというのも興味深い。というか、林哲司がアレンジしたらそのままバップサウンドになってしまうからそれを避けただけか?大人の配慮?デュエットでC-C-B渡辺英樹参加の曲もあり、音的には船山色強そうにみえて、意外と林哲司を意識したような鈍くささも匂わせて船山はたいした職人だと思う。伊代ちゃんこんな歌上手かったか?って思うわ。「さよならは私のために」はウインクの「永遠のレディードール」あたりに引き継がれていくのか。よろしいですな。



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