沢田聖子「坂道の少女」

今年はレコード周辺にかなり凝った一年だった。
特にクリーニングには燃えた。ネットで紹介されてた方法もだいぶ試してそれなりの効果もみた。
最初に試したのがシルコットと精製水。これが一番シンプルなケア。
ダメージの少ないホコリ程度の汚れの盤にはこれで十分。
だけど、カビ、指紋、ダニの死骸など汚れのひどい盤ではこれだけでは落ちきらないし汚れを盤になすりつけ溝に埋め込むことになるようなので水洗いですすぎ落とすのが一番。
拭き取りはシルコット、拭き上げ時にはマイクロファイバークリーニングクロスが水分の吸水、仕上がり共にとても良かった。拭き取りによる表面の傷は目視では確認出来ない。クリーニングクロスは洗って乾かせば何度でも使えるのでとても経済的。ダイソーで普通に売ってるやつで十分。
見た目キレイなのにノイズの多い盤は繊毛歯ブラシの円周クリーニングが絶大。
溝の底のクリーニングは繊毛歯ブラシ必須。繊毛歯ブラシは傷が原因でない針飛びにも効果があった(洗う前は傷だと思っていた。針が飛ぶほどの汚れが溝に蓄積していたのだろう)。気持ちトレースが向上する気がする。
あまり効果がなかったかな?と思うのが水の激落ち君。これも未知数で水の激落ち君でクリーニング後の盤はレコードをかけた後にカスがけっこうな量出る。このカスが所謂スプレークリーナーの残留物なのかプレス時の剥離剤なのか激落ち君で変質した盤表面の何かなのかイマイチ分からない。確かにノイズは減った気もするのだけど、再生時に出るカスがどうにも精神衛生上いいものではない。


沢田聖子って本名なのな。しかも松田聖子よりデビュー一年早いのな。すげー誤解してたわ。
ごめん沢田聖子。でも「しょうこ」で「聖子」の変換でてこないよ。でてこないよ…。
初々しいセーラー服のファーストアルバム。
薄味だけどこういう音好きです。初期村下孝蔵みたいな音像。でもこのアルバムだけだろうな。
ベスト聞いた時はそれほどでもなかったから。
セーラールック?って昔流行ったじゃない?わたしが小学生の高学年の頃流行ったのよ。
流行が下火になった頃にクラスメイトのわりと貧しい子が真新しいセーラールックで登校してきたら外野からやれ「遅れてる」だの「バーゲンで買った」だの散々言われてそれ以降二度と着てくることはなかった。その子の父親は漫画家で地方紙の夕刊で4こま漫画を連載しているらしかったが、どの新聞のどの漫画だったのかはついぞ教えて貰えなかった。頑なに話してはくれなかった。テーマがたまたま父親だった作文にちょっとだけ触れられていただけだった。
気丈な子だったので今ごろいい母親になっているだろうな。

そんなことついつい思い出してしまう2013年暮れです。


そいや明菜のSACD紙ジャケが再発されますよ。こういう場合追加プレスというのかな?
一応発売日のアナウンスがあるから事実上再発の追加プレス?
レギュラーCDも廉価で再発(こちらはプラケかな?)。非限定みたいです。
これで明菜の旧作がいつでも入手可能になりました。よかったよかった。
明菜のCDがオークションでいくら高騰しようが会社には一銭も入らないということにやっと気がついたようで。

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