石野真子「恋のディスクジョッキー」

坂口良子が急逝とな。

月曜たまむすびのびびる大木の後任がカンニング竹山。竹山はdig!から降りてきた感じか。それより、wanted!!当初の2レギュラー状態から一気にTBSラジオ干されるびびる大木はなにかしでかしちゃったのかしら?そして、竹山とたけいそうは壮絶に話噛み合わなそうだな。竹山のあきれ顔が目に浮かぶ。

このアルバム、80年だって。真子ちゃんていわゆる百恵と聖子の狭間期って感じでいまいち時期が分かりづらい。てっきり70年代で活動を終えていたような気がしていたけど、いえいえぜんぜん跨がっているんだわ。そして写真を見て驚くのは歯並びが思い描いていたよりもずっときつい。そしてぽっちゃりしている。女優になってからは矯正してすっごいキレイになってるけど、アイドル時代の真子ちゃんの魅力ってそういうことじゃない次元だったのか、テレビ映えが半端無かったのか、真子ちゃんには他のアイドルにはない存在感が確かにあって、それは未だに女優として需要を充たしている理由でもあるのかもしれないけど、不思議と嫌いにさせないムードをもった人だとは思う。歌もさりげないな。こんなさりげなく歌うアイドルっていないわ。歌は相当上手いけど、うまさは誇示しないタイプのさりげなさで、たぶん自分でも歌うまいとか自覚してないだろう。アイドルだから歌手としてやってこられてるんです、みたいな。全体として陽気なのは間違いないのに一貫してクール、というか、平熱感が半端無いです。淡々とこなしている。もう、極めて控えめ。そしてね、これは好きになる気持ちも分かるわってのが、アルバム聞くと全曲集聞くよりもっと分かると思う。知らない初対面の曲でも自然と聞ける。やっぱりね、才能あるんだわ。真子ちゃんは実は天才肌のアイドルだったんじゃないかって思うわ。こんなに安定感、バランスのいいアイドルはそうはいない。このアルバムは曲間に語りがあり、真子ちゃんのプロフェッショナルっぷりが遺憾なく堪能できる良盤。これはもっと早く聞いておくんだった。



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