バイバイララバイ
この頃は仕事先経由にあるリサイクルショップの倉庫のようなLP在庫（一枚50円）の中から程度のいい盤を探して確保している。だいたいの盤は並～並以下だが、中には買ったときにテープに落としてそれっきりみたいな美盤もあり、手持ちの盤より程度のいいのは率先して確保している。気になる同タイトル盤を5枚～10枚と探してその盤を一枚一枚チェックして一番いい状態のを選ぶっていう最高贅沢な選別方法だが、中には盤面はいいのに音割れ、ノイズの多い盤もあり、一慨に盤面だけで評価するのは難しい。要は劣化したカートリッジで再生した盤は使用回数少なくても痛んでいるし、状態のいいカートリッジで再生した盤は見た目に擦り傷等が多くてノイズがあっても音質は良かったりする。盤面の評価に「ツヤ」というのがあるが、これも難しいもので60～70年代初頭のレコードは目安になるけど70年代後半～80年代にもなるとさすがにツヤが著しくない盤みたいのは少なくなってくる。ヒゲ（たぶん、レコードのレーベル部分にプレイヤーの軸部分が当たって出来たラインのことを言うんじゃない？）は目安になる事が多い。例外はもちろんあり、その例外が実に悩ましい。たかが50円なのに。悔しい。
