ベンチがアホやから野球がでけへん

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高田みづえの「秋冬~季節めぐり」聞いてます。
高田みづえは楽曲には恵まれなかったね。70年代後期~80年代初期のテイチクからアイドルでやっていこうっていうのもずいぶんな足かせだったと思うけど、健闘はしたんだろうね。したよね。
正直、曲を聴くと言うよりは声を聞く感じだよな。このひといい声してるものな。
曲や詞はきわめて残念と言わざるを得ないアルバム、シングル郡多いけど、声だけでありがたい感じする。
ヒットの傾向からこの人の歌の方向性みたいなものはスタッフも感じ取ってはいたんだろうけど、そこまで予算は絞れない感が、お抱えの汎用の作家でヒット出してくれたらなんて思ってるうちに引退しちゃった感じ。実力はあったとおもうんだけどね。いくら実力あっても歌唱力や声の魅力だけでヒットまで漕ぎつけるって大変な事よね。結果地味な存在としてあの時代にいたってのも貴重ではあると思うんだけど。でも吹きこんだ曲こそ多かれ、そのどれもが弱いとなると評価も難しいことになるね。この声だけは揺るぎないんだけどね。テイチクがネックだったかなぁ。このアルバム、歌詞カードに四季のイメージポエムがついてるんだけど、小学生レベルなのよ。ひどいの。スタッフの悪さを露呈しているわ。これではみづえちゃんも戦えないわけだわ。