老男子は去りゆく

オカメコオロギが昇天した。エンマコオロギもほとんど鳴かなくなったからたぶん一週間が峠と見える。わたしの相模原ライフを共に過ごした仲間たちもここを去ろうとしている。もう少し長くいられると思っていたのだが。やはり先行きとか予定とか予測とか希望とか計画とかとかく先の話ってのは決まっている様でみんな未定なのだった。どうなるかなんてわからない、一寸先は闇、一寸後も闇(これは安部公房述)。安部公房ってほんといい顔。好きなタイプなんていくらでもあるけれど究極になるとあそこに行きつくよね。公房ラブ。公房は譲らない。