森進一の新曲

森進一の新曲、TKプロデュースだったんだ。このごろ早朝のAMでよくかかってたんだけど、歌詞の意味不明さに森もどうなってんだ?っておもったけど、TKの仕業だったとは・・・。
森進一は90年代にしゃらんQでピークの頃のつんくに曲依頼して変に生ぬるい曲だったり、ビーイング系の布陣で惨敗したこともあったり、変に時代的な音に接近する癖がある。ここにきて共に再起中の小室と制作というのもわかりやすいが、ちゃんと考えて頼まないと・・・。つーかさ、ここでTKもミディアムで無難な歌謡ポップスなんて仕立ててないで「スーパートランス森進一」みたいな自分のステージに引っ張り込んでもっと世間をがっかりさせる様な企画物でぶっこめばよかったのに。でいて更に壊滅的なのは歌詞の方。逮捕→復帰したミュージシャンって槇原敬之もそうだったけど作風が変にそこに執着する。でいてTKは大人が歌える言葉の御託のない人だから深みも世界観もなく散文詩みたいな意味不明な言葉の羅列。しかも「歌えばなんとなく聞ける」レベルでもない。作詞は別の人に依頼した方が良かったのではないかと思う。ちなみにカップリング「道標」は別の人が作詞。たいした歌詞じゃないが、つーか今更こんな歌詞ってってかんじだが、小室のよりはすじが通っている。

http://music.goo.ne.jp/cd/CDDORID866487-1/index.html

それより小室の真価が問われるのは来月発売の北乃きいの新曲。沽券だもの。