けっこう重かった

例の下痢の件、あれ以降軟便が続きながらも急な下痢は起こらなくなったのでほったらかしていたら病院から検便結果についての報告がやってきた。
どうも大腸菌系の菌で完全な食中毒。私が汚い手でそこらを汚染しまくったらちゃんと他にも感染するタイプの悪性でした。三日分延長で処方された。菌をもらった場所、たぶん日曜にSさんと飲んだ時だと思うんだけど、Sさんから腹下したみたいな連絡がないとこをみると私だけ感染したみたい。私だけ大当たりか。こんなの当たりたくないな。

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女囚さそりオールナイト見てきた。いままではさそりなんてゲテモノ映画程度に楽しめていたはずなのに、今夜銀幕で冷静に見てみたらけっこう体力奪われるなぁ。ゲテモノ映画なのは確かなんだけど思っていた以上に負のオーラが半端無い。体力の無い時に見ると堪えます。さそりはもう卒業かなぁなんて思った。梶芽衣子は卒業できないけど。
「さそりの四作目は雰囲気違うし駄作、つうかシリーズとしてカウントしてない」といった粗チンで毛むくじゃらのどうかしてるおじさんを知っていますが、確かにそうだな。まず、さそりとストリップの照明係で学生運動残党の田村正和をからませるとかとても安易だし恋愛的展開としての濡れ場もサービスにさえなっていない。細川俊之扮する警務所長が部下に指令を出すシーン、所長が話してるのに聞く耳無く机の上の食事をばぐばぐ食いまくっている部下たちとか、変にコミカルな描写でこの面々が後に女性刑務官を嬲す展開とか違和感ありまくるし(もみあげでぶはかわいい。シリーズ通じて出演)、画面構図も全体というよりは人を写したがる。チープだ。いままでのさそりのいやおう無しの荒涼とした空気感は無く撮影スタジオで完結している感じ。こじんまりしてる。狂気も足りない。最後、田村正和にいうさそりの捨てぜりふもぜんぜんいいこと言ってないし。粗チンで毛むくじゃらのおじさん(へんたい)の話も聞いておくもんだと思いました。でもぜんぜん気は合いません。