使いこなせてないだけ

壊れた万歩計を拾って暫くごちゃごちゃ使ってみたが反応悪くてどうにもならなかった。そうしたら使い方がわからないと別の万歩計をもらった。オムロンのけっこういいやつで歩行のカウント感度を変えられたり、歩幅設定で歩行距離を算出できたり、燃焼カロリー計算までしてくれる優れものだった。ネットで取説DLして今自分設定に調整しているのだけど、微妙に難しい。万歩計の感度というのは歩行の強弱というよりはいかに万歩計が歩行方向に対し水平垂直に保つかで決まるのでベルトなど堅いものに固定すると正しく算出するがジャージのゴム程度だとどうしても垂直が保てない(脇腹のお肉の関係もある)。かといって万歩計の為にベルトするのも癪だし蒸れるからいやだ。なわけで腰の微妙な位置設定で1kmに対して200歩近く誤差が出てしまう。本来ならその程度気になることないのだけど、歩行距離だカロリーだがかかってると気になる。やっぱもっと厳密にずっぽり出て欲しい。そもそも万歩計に付属のクリップが微妙なのだ。軽度のはさみ方だとすぐに落ちるし柔らかい薄いものに挟むと微妙に傾く。もっとがっつり水平垂直に固定できるようなクリップだったりクリップじゃなくても固定できればなんでもいいからそういうの開発してくれればいいのにこの調子だと固定位置で成果なんて毎回一定にならない。あと、ふたを開けて歩数を確認というのもめんどくさい。機能をこんなにハイテクにしているのに惜しいところのある万歩計だ。もらい物だからいいけど。

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コサキンのすごいところはサブカルという認識なしにサブカル的なものをラジオで提示してしまったことなのかもな。それは投稿者、構成作家の功績なのかもしれないけれど。のちのち名盤解放同盟などでお目見えした音源にしても最初の洗礼はコサキンだったし、後にサブカルとして認識した文化の片鱗(水野晴郎マツケンなど)はコサキンで学習済みだった。でいてむっくん、らびーはその事に対して全く無頓着でネタとしては扱ってもそれがいい物だとかマニアックだとか趣味的な次元では扱わない。面白さだけをすくい取っていく。それは本人たちが当時のネタをほとんど覚えていないことでもわかる。適当ともいえるけど。発信する本人に自覚がないのに結果としてサブカルの黎明に荷担する結果になった(いや、そんな評価さえされているのか疑問だけど)。それにコサキンのふたりはみうらじゅんのことを他人事の様に「サブカルの」みたいに語っていたのを記憶している。面白いんだよねーって。コサキンの面白さはこのふたりの無自覚さだったのかもしれないな。
私の最初のラジオ洗礼はコサキンだったし、私をラジオグレさせたのもコサキン。私がラジオで一番エキサイティングだったのは小・中・高のコサキンそのものだった。ネタの面白さと共にコサキンを越える文化度のラジオは未だ見当たらない。

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「Dig」聞いた。メディアミックスという響きには昔から懐疑的なのだが、火曜DigのUSTREAM同時放送は画期的だった。なにが画期的って、ラジオCM中、音楽中、ブレイク中の会話、打ち合わせ、ニュース前の原稿の読み合わせまで全部丸見え、筒抜けなのだ。今まで当然オフレコになるだろう部分まで流れてしまうUSTREAMは気が抜けなすぎる。これは放送側にはかなりのプレッシャーになるのではないだろうか。ブレイク中に鼻くそもほじれないのだ。ほじってもいいけど。仮に本放送でなくUSTREAMのみで放送禁止用語をしゃべったらどういう扱いになるのだろうかとかいろいろ考えてしまう。特に認識の甘い政治家などが放送OFFと安心して問題発言を冗談げにしたらUSTREAMで大荒れなんてことも。そんなこと期待してしまうじゃないですか。Digは単純に若手女子アナ育成枠だと思っていたけど火曜に関しては面白いことになりそう。火曜初回はゲストが豪華すぎたのてのちのち尻すぼみにならないといいけど。
月曜の竹山くんに「他曜日に比べレベルが低すぎる」との意見もあるが、ある意味彼が一番等身大の庶民の意見。それに竹山くんはここでポスト大竹まことのポジションに芸人としていち早くリーチしたわけでこの番組の成果次第で今後の芸能人生が決まるとも言える(というか抜擢された時点である意味決まったとも取れるが)がんばれ竹山くん!

http://www.tbsradio.jp/dig/index.html