龍馬の魅力がわからない

ビッグダディ、あんまりにもつまらなかったので何も言わない。
いや、少しは言う。
いつもなら正月明けてから早朝~昼までが好例だったビッグダディ、今回は年を繰り上げの大晦日のゴールデン放送(紅白の真裏)。それゆえか今回はいつもの長ったらしい「いままでのおさらい」がなくすぐに本題スタート。でも、弱かった。もうエポックがない。ダディが出稼ぎに家空けても特に絵として生きなかった。嫁もおとなしくなった。子供たちも行動が大人すぎる。仮に嫁が育児放棄して失踪しても全く揺るがないだろう。大体の事件は起こってしまった。どうせなら前回正月の「ダディ、単車でこけて負傷」は今回に持ってくるべきだった。もう、末娘がすくすく育つのを見守るくらいしかない、ダディの出稼ぎもいわば「ビッグダディというドキュメントの放棄」にしか見えなくて。いっそ次回で民生が林下家で「さすらい」歌って大円団にしちゃっていいんじゃないかね?

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おママ対抗歌合戦、ここ数年の地上波でも最高水準のクオリティだった。逸見政孝の息子の救いようのないダメさを加味しても。さくらママの「人生に一位はないよ」にはクラクラきた。マカロニの光子ママの「月の法善寺横町」も圧巻だった。Blu-rayあったら最高画質で録画したかった。

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あけましておめでとうございます。
今年は龍馬らしいですよ。龍馬好きですよねみんな。龍馬ってすごい人なんでしょうね。龍馬ね。福山雅治がやるんですってね。かっこいいんでしょうね。よかったですねー。龍馬。

龍馬ってさ、どこがいいの?
こういう私も龍馬とかよく知らないし、詳しく知ろうなんて思ったこともないんだけど、今までの映画なりドラマなり様々な媒体で作られた「龍馬」なるものを見せられて嫌な気分になることは多々あっても好きになる要素は皆無だった。もしかして実際の龍馬は好きじゃなくても嫌なほどじゃなかったかもしれないんだけど、媒体による虚像の龍馬に関しては間違いなく嫌いだ。龍馬ってもはや男のナルシスト趣味の権化でしかないんじゃないかね?それって、すごく気持ち悪いものじゃない?みんながとても嫌ってきたものじゃない?そんなことないのか。いや、このごろいろんな所で指摘を受けることが多いので私の極論かもしれないと思って。思いこみなのかしら?そんなことないのかしら?龍馬見てると男のそういう気持ち悪い部分がぞわっとこっちに吹きこぼれてくるみたいでぞっとしちゃうの。そういう意味では龍馬って被害者でかわいそうなアイコンなのかもしれないね。もうさ、武田鉄矢がやるべき代物なんじゃないかね。よくはしらないけれど、障子を明けるといつもオナニーしてるとかうんこすぐもらすような龍馬ならいいのにな。

今年もよろしくお願いします。