globe「maniac」

イメージ 1

このアルバム置いてる図書館が近所になくてなかなか聞けなかった。2006年のフルアルバムとしては最新作。この前作の「globe2 pop/rock」が禁じ手の「シーケンサー殺し」なアルバムでもう、聞いてらんない、いられない。全曲頭出し聞いただけで返却した苦い過去もあり、あの二番煎じだったらもう、死だな。死しかないよな。とか思ってたらいつのまにリリースから三年も過ぎて小室も捕まったり保釈されたりしていた。だけど、三年たってもちゃんと聞くのよ。律儀なのよ。そういうとこは。「あーもうだめ。この先の小室なんて聞いてらんない」とかならないところが私の耳の狂い所よね。逮捕とか影響ないからね。さすがにシーケンサー殺しのアルバムとか堪えたけどやっぱ小室どうなってんのかなってこうやって借りてみるわけです。「maniac」、とりあえず、前作の不義は水に流そうって感じのアルバムですわ。二枚組ってことでどんだけ水増ししてんのかしらって思ったけど一曲一曲の薄さが全体の流れを構成して印象のある曲は少ないがいい具合に厭きない出来になっている。シーケンサー健在。内容としては前々作の「Level4」に近いがあのアルバムほど印象に残る曲は無い。メロは枯れとるなぁ。かなり重症。たまにいいメロが出てくると小室の曲じゃなかったりするからな。ラストの「be ture」とかいい曲だなとおもったら見事に小室の曲じゃないし、「1000Lights」とかglobeとしては新機軸な曲だなと思ったらマークパンサーのユニット「245」でやっぱり小室の曲じゃない。小室はもう作曲あきらめてアレンジとプロデュースだけでやってってもいいのかもしれないな。私は小室のシーケンサーさえ聞けたらいいので形態は問いませんから。keikoもいつになくボーカルをセーブしていて耳当たり好いね。ボーカルは誰でもいいんだけどね。いなくてもいいくらいだからね。観月ありさ以降の小室作品の歌もののインストだれか監修してくれないかなぁ。シーケンサー最強マスタリングで。