日曜日の秘密基地始末記

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新番組の番組アシスタント、女子アナでなく「友近」が担当。新人アナ及び、素人芸人の養成所と化していた前釜を踏まえると妥当な選択だ。アシスタントでさんざん苦労した伊集院の助言だろうか。意外と手堅い番組になるような予感がする。

今更ながらに、若干30才で日曜の昼の大帯10年もはった(しかも、ギャラクシー賞受賞)伊集院はいい仕事したと思う。度重なるアシスタントの変更、人気コーナーの突然の終了(スポンサーの圧力)など、伊集院にとってこの番組は決して居心地の良い物ではなかったと思う。待遇、状況共に。特にこの年齢的な部分で相当な逆境に曝されただろうことは想像に難くない。そういう時期を過ぎてふっと訪れた「凪」のような時間。そんなときぽっかりと「辞めよう」なんて思う気持ち、凄く分かるよな。理由は後付けでいろいろ語られるかもしれないけれど、言葉にならないものだよな。周りから見たら「せっかく積み上げた」ように見えても、自分から俯瞰したとき「何もない」って思うことあるよな。番組終了を告げて以降、なんだか空元気的に飛ばしている伊集院を聴いていると痛ましくてあんま無理すんなよって思います。かのドカベンの明訓監督が岩鬼のことをこう云っていたのを思い出す。「あいつが一番繊細なんや」って。