電車の車内ロック広告

山手線の車両広告(中吊りでなくて脇のはめ込み告知)にツェッペリンの新しいベストのがあって、そういう世代の殿方に向けての告知なのはよーわかるが、なんだか微妙な気分になる。去年くらいにストーンズの紙ジャケが出たときにも車内告知出てたんだけど、なんていうんだろ?たぶんこれらのCDを購買する方ってそもそも、これらのCDが出ることなど事前に知ってるくらいのコアな音楽ファンとか、いわゆる中高年現役リスナーつうか「新しいリマスターの音質がどうだ」とか「紙ジャケの再現度は如何か」「ボートラねーの?」みたいなそこそこ内容を熟知している層、そんな感じな気がする。ですからしばらくロックとかから遠ざかってた殿方が改めて「あー。ツェッペリンの新しいベストが出るのか、懐かしいな、買ってみようかな」なんてのは、どうなの。ばかにできないの?塵も積もればなの?だいたいなんつーか、ラッシュの山手線で揉み合いながら見上げた広告になびいて購入なんて、黄昏れてて悲しいよ。もっとほっておいてほしいよ。密かに楽しませて欲しいよ。お節介ですよ。そもそもほしけりゃ買うって。