バーズ「名うてのバース兄弟」

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今月はCD大漁に買ってしまった。近所のCDショップの閉店セールで新品十枚とサンプル盤ごっそりもらったり、その他にもコンスタントに買っていたから、総勢するともう数えるのもめんどくさいくらい増えた。まだ半分も(そん中でも何度も聞き返しているのもあれば聞き終わる前に止めたのもある)聞き終えてない。いままで買ってないミュージシャンのとかジャンルとかそういうのも多く買ったので「へぇ」とか「なるほど」と言うことも多かった。で、このバーズのアルバム。ジャケットと邦題が凄く良くて聞きたいなぁとずっと思っていたので買ってみた。音の感じは想像していたのとはまた違う感じだったけど、英国っぽい繊細でフォーキーなポップでどこかサイケなロックサウンドが心地よくて、特にハーモニーが美しくて、名うてというほど悪ぶれたアルバムではなかった。新リマスター?なのか音質もすこぶる良好。こういうの聞くとやっぱり名盤は最新の高精度リマスター聞かないと損だなぁとか思ってしまう。リマスター前聞いた訳じゃないけど、音質聞いただけで旧盤新盤ってだいたい見当つくでしょ?特に2000年以降くらいのリマスターは音が柔らかくてふくよかで広がりがあって耳疲れしないというか、フラットというか。高音質をやたら「アナログっぽい」と表現するのは私は疑問あるのだけれど、つうか、原音に忠実というのが一番正しいとおもうのだけれど、ほんと最近のリマスター盤は音質に嫌味がないというか、自然な感じがして好きなんだよね。でもリマスターにもいろいろあるみたいでDSDとかで高ビット化したのをCDフォーマットに納めるみたいのは得てしていい音のが多いけれど、東芝EMIがミレニアムあたりに乱発したリマスター盤「不可聴域の音をカットし、可聴域の音の情報量を増した」みたいな方式のは最悪だった。やたらマッスルなのに繊細さのかけらもないような、でいて聞き疲れする不自然な音。あつかましい音。あれはほんと、参ったな。