伊武雅刀 わたしの失敗

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今朝の産経新聞から。伝説の写楽祭イベントのことを語っておられます。前後関係をいろいろ踏まえると、写楽創刊のこのイベント当時、まだ「増殖」は発売されておらず、YMOスネークマンショーの関係性は会場のファンにしてみれば「?」な状態だった、というより、YMO側がお気に入りという理由だけで一方的にオファーされたのがスネークマンショー(この辺のアレは増殖のコントにも入ってますね。ロックを語るっていうアレ)。故に会場の混乱も或る程度理解できますが、たかが無料イベント(有料ってことはないよね?)に「暴動寸前」って、なんだか嫌なノリですね。それだけ当時のYMOが熱狂的な層に受け入れられていたと言うことなんでしょうけど。ちなみに、この写楽祭の音源の一部が「ONE MORE YMO」に納められております。少しだけ。こういう内容なら今後日の目を見ることはまずないんだろうな。

そうか。「増殖」が出た頃にはスネークマンショーは既に放送打ち切りの憂き目にあっていたんだ。ってことはファンにも周囲にも相当なジレンマだったろうな。スネークマンショー名義アルバムがその後アルファから乱発される理由も伺えますね。

YMOってずっと聞いてきたからいままで懐かしいって気分はなかったんだけど、最近妙に懐かしく感じてます。音楽よりも、当時の空気感に。