フランク永井「加茂川ブルース・フランク永井ベスト14」
セッション22の小泉今日子論、当たり前のことし言ってなかった。
それに初期キョンキョンは楽曲的には別に聖子ちゃんフォロワーでもなんでもなかったし。
もっとドメスティックなアイドル歌謡だったのにいっしょくたに同じ路線とかおかしいだろ。
聖子ちゃんカットってだけで。
そもそもさ聖子ちゃんは若松宗雄っていう偏執狂的なプロデューサーありきで語らないと、アイコンで聖子ちゃんを語っても意味ないわ。聖子ちゃんカット+ブリッ子＝松田聖子って安易すぎるわ。渡米以降の聖子ちゃん楽曲の凡庸さが全てを証明しているだろ。
ナイツのチャキチャキ大放送、ゲストに細野晴臣だって。
なんか、人質にとられた気分…。
フランクが一番冒険してる頃のベスト。
ど演歌からポップス、ボサノヴァ、カントリー、GS、任侠、関西と至極雑多な内容でお洒落と土着が混在し代表曲はさほど含まれておらず、一般的には迷走期という印象だったのかしら。でも改めて評価されるフランクってこのあたりの楽曲なんだろうね。ハマクラの「風と二人で」なんていい曲だけどいままでどのCDにも収録・復刻されていないし。いや、私としては正規とは認めたくないんだけど、MEG-CDとしては殆どのフランクのシングルは復刻されたといっていいんだろうけど、あれって、表記を見る限り、盤起こしでオリジナルマスターからの復刻じゃないじゃない？やっぱり、復刻するならオリジナルマスターからじゃないと、納得いかないわね。1988年リリースのCD-FILEシリーズの段階では初期シングルのオリジナルマスターは間違いなく存在していた。あのシリーズがvol.3で途絶えて、幾年月たって、今どうなっているのかって話でそれこそ推測の域は出ませんが、ビクターの70～80年代音源のハイレゾ化時によく見る（44kHz/16bitのCDマスターからハイレゾ化）ってのから考えると、殆どのアナログマスターはCD用にデジタルマスタリングした上で破棄されているんではないかとか思っている。その中で更に保存状態が悪い物や今後再発する見込みはなかろうと判断されたものは選別されて破棄されたのではとも思っている。ビクター系の復刻がイマイチ甘いのは出し惜しみというよりは宝箱を自ら葬ってしまってるんじゃないかと邪推している。そんな中でフランクのクリスマスの再発は意外だった。あとALL OF MEのハイレゾはちゃんとオリジナルマスターテープからの復刻だったので全てが迷宮入りしているわけではなさそう。でもあまり期待はしていない。
フランクほどの歌手なのに大全みたいのがCDで未だ出せないのには、出せないだけのワケがあると勘ぐられても仕方ないでしょうビクター。そしてもう時期は逸してしまっているから今後出るとも考えづらい。4～5枚組のお慰みボックス連発されてもねぇ。手持ちがダブるばかりだわ。
輸入盤で浅川マキのベストがCD/LPでリリース（LPは二枚組！）
浅川マキのキャリアの中で、アナログ二枚組って初なんじゃないかね？
ジャケもえらいショット選んでるわ。
収録曲は
1.眠るのが怖い（MAKI II）
2.ちっちゃな時から（live）(MAKI Live）
3.ブルー・スピリッツ・ブルース（Blue spirit blues）
4.ふしあわせという名の猫（浅川マキの世界）
5.ゴンビダ（MAKI II）
6.ちっちゃな時から（浅川マキの世界）
7.ボロと古鉄（MAKI VI）
8.愛さないの愛せないの（浅川マキの世界）
9.裏窓（裏窓）
10.かもめ（浅川マキの世界）
11.町（Blue spirit blues）
12.午後（ONE）
13.前科者のクリスマス（浅川マキの世界）
14.引越し（裏窓）
15.キャバレー（MAKI VI）
16.こんな風に過ぎて行くのなら（裏窓）
17.女（アメリカの夜）
18.雪が降る（浅川マキの世界）
他所の国の人がセレクトするとこういう感じになるのね。
日本だと「夜が明けたら」「赤い橋」「朝日楼」あたりは鉄板だものね。
でもファーストからは相当選ばれているわ。初期多め。
そしてジャズ色薄め（あってもボサノヴァ風）。
「ちっちゃな時から」がライブとスタジオの2バージョン。
この曲はホーンがBS&Tのアレだから好まれるのはわかる。
この曲順で脳内再生してみると、トーンは一貫している感じする。
アシッド風味のフォークロック路線って感じでしょうか。
Maki Asakawa [Analog]
Maki Asakawa
Maki Asakawa
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