このままつまらない女になってしまう

６月はなんだかんだでヘビーだった。
延焼の鎮火に手間取った。ほんとこんな火事はもう勘弁被りたい。
そして火事の後には焼け野原が広がるだけだわ。嫌だわこんな焼け野原。
向かうところ灰ばかりね。火の粉さえもう無いわ。
それはそれで良くなったのかもしれないけれども。
私は灰の中でどんどん真っ黒けになっていけばいいだけだし。
余計な事が削がれていったのはいいかもしれないし、色々な本性が分かったのも良かった。
状況の均整が崩れた事で露呈するいろんな弱みが吹き出してちょっと目も当てられない状態に。
なんといっても私が三年がかりで耕した畑だったから。
そうそう覆るものではないと踏まれていたのだろう。覆るんだなこれが。
覆しといて覆してませんよみたいな平静で応じる私の腹黒さったら。修羅だわね。
そして40代っていろいろ不安定だわってそういう意味では私も共犯だったわって申し訳なく思うわ。
ほんとうに雨降って地固まるなんて、そんなことにわかに信じられないくらいひどい荒野を作ってしまった。

職場に。

結局私の一人相撲ってことで事態は収まったようだけど、仮にそうだとしても、
誰がその相撲の口火を切ったのかってことよね。
私、忘れないから。そういうの。

そして私は貝になります