スティーブ・ハケット「キュアード」


百円だったので。所謂ジェネシスのギタリストの人。
このアルバム、すっごいゆるい。なんというか、ゆるい。このジャケと同じくらいゆるい。
70年代なのかと思いきや、81年だと。いやーいいですね。ゆるいの。
リズムは打ち込みのようなんだけど、凝ってない。
歌は気の抜けたダリルホールみたいな感じかしら。ピーターハミルというか。細い。
A-4みたいな打ち込み系のプログレってもはやゲームミュージックにしか聞こえない。
でも変な開放感があってなんだか憎めない音楽に仕上がっている。
なんというか、ギター以外全部チープってちょっとありえない音像。
宅録的な密室感と楽園の解放感が同居している脳内楽園だわね。快適じゃないわけない。
B-2はハケットの十八番のアコギインストだよ!でもリバーブ深すぎてもわもわよ!
打ち込み憶えて楽しくなっちゃってギター以外全部打ち込みでやってみたらこんなの出来ちゃいましたって感じの81年の奇跡としか言えないアルバム。このアルバムがこの内容とわかってて再発とかリマスターとか出る度毎回買う人はほんとの音楽好きに決まっている。



LONELY ONE
豊島たづみ
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