キリンジ「Ten」

そんなに大きな期待は寄せていなかったキリンジのラストアルバムをやっと図書館で借りた。
聞き終えていろいろ考えてみたけど、ゆらゆら帝国といい、キリンジといい、なんで最後の最後に確信をそらすようなアルバム出すんだろうね。特にキリンジ、もともとこういう音楽あなたたちやりたかったんだっけ?逃げてない?所謂「息も詰まるような」緊張から三歩も四歩も退いたような音にしか思えないわ。その緊張に耐えられなくて解散とか分裂になったんだろうけど、最後くらいちゃんとぶつかろうよ。そんな力も残ってなかったのかしら。「円満に終わらす」っていうのはそんなに大事な事なのかしら?

なんというか、私にとってのキリンジ最終作は「ボイエンシー」であって、後の二枚は再結成後の蛇足みたいな、そんな印象になってしまったわ。








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