飼えてコオロギ

人間の感性って20代までが粒子だとすると三十代がドット、40代からラインになり50代移行はベタ(塗りつぶし)になるんじゃないかしら。中島みゆきユーミンの音楽をきいているとそう思う。最近よくラジオで耳にする吉田拓郎のニューアルバムなんかもそう思う。小田和正、まさに。
中島みゆき瀬尾一三アレンジに苦言を呈する人っているけど、仮にそれが講を奏すとするなら15年以上前の中島みゆきでの話で現在の中島みゆきを誰がアンレジしようとたぶんたいして変わらない気がする。すでにそういう次元の話ではない気がする。
別にこれはけなしてるとかバカにしてるとかそういう話ではなくて、SSWという個人の作り出すものの限界というか、変遷というか、成り行きみたいなものなんじゃないかしら。いや、前置きに人間の感性の次元って書いてるじゃん私バカ?そう、時代順にこれらのSSWの楽曲を並べてみると粒子がドットになりラインになり塗りつぶしになっていく過程が頭に浮かぶのね。そしてそれを踏まえると諦めもつくのよ。ないものねだりなんてしちゃいけないんだってことにね。

私も20代まではやれランチュウいけすで飼いたい、ブルドッグ飼いたい、オオクワガタ飼ってみたいなどと申しておりましたが、もう、あれです。飼えてコオロギ。そんな感じです。


セイントフォーの解散ライブの模様。演奏の本気ぶりがおおよそアイドルのそれじゃないぞ…。
ツインドラムじゃん……。



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