悪い女だと人はいうけれど

由紀さおり・ピンクマティーニ聞いた。基本、キー低め。さおりの暗黒面がバースト。
たぶん、こういうボーカルを求められた事って無かったんじゃないかな。
なかなかディープですよ。妖しいもの。妖艶っていうのかね?
テンポは基本変わってないんだろうけど、ボーカルがのるとゆっくりに聞こえる。空間捻れてる。
でも、なんだかんだいって「夜明けのスキャット」が一番出来よいかも。
なんか押し寄せる物がありますね。ストリングスがせり上がってくるあたりとか。
「私もあなたと泣いていい」の間奏のストリングスとかさ、よく出せたよね。
「忘れたいのに」の消え失せそうなバックコーラスとか、静謐すぎる。黄泉だわ。
逆にラテン調の「ブルーライトヨコハマ」とかいらなかったな。やっつけだろこれ。
昭和歌謡のラテンアレンジカバーはもう禁止にしてほしい。おいしくない。
そして、1969ってやっぱいずみたく黄金時代だな。
いいじゃないの幸せならば」と「希望」は対だよね。




そうそう、TKこと小室のてっちゃんがまた因果な展開じゃないですか。
結局、いろいろしょっていくんですね。これはポイできないものね。
最後は自らが地蔵アイコン化していくのかしら。TK大好き。