肩に顎をのせて耳元でささやくわ

今日はエンマコオロギとウマオイを聞いた。

神聖かまってちゃんのモラとしての言葉選びの確かさは爽快ですらあるけど、あの曲以外は聞いたことがない。ニューアルバムのタイトル、電気グルーヴの「N.O.」のその先にいこうってことじゃないの?
でも、聞かないよな。でもいいじゃない。キャッチコピーみたいなもんでしょ?それでじゅうぶんじゃない。聞こうが聞かないがそれでいい。

菊池桃子における林哲司のグルーヴの根源ってピンクフロイドだと、これに関しては疑いの余地がないと確信しているんだけど、雪に書いたラブレターのビート感って「One of these days」なわけじゃない?ボーイのテーマだろうが、夏色片想いだろうが、SUMMER EYESであろうが、青春のいじわるだろうが、私は菊池桃子のグルーヴのむこうにはニックメイスンがいるって、そこから覚醒しているって感づいてはいた。雪に書いたラブレターなんかは20分くらいのロングバージョンとか密かに制作されたりしてないかしらって、なんでないのかなとかおもっていたくらいよ。だから菊池桃子がロックをやる。しかもバンド名が「ラムー」と聞いた時はこれはプログレだ!って疑わなかった。
きっと、ゲストにニックメイスン、ギルモアまで押さえたらワールドツアーも目じゃないなと。
そしてそこで奏でられるであろう
桃子のエコーズ、桃子の原子心母、桃子の狂気日食、桃子のユージン、斧にきをつけろ(全対訳:及川眠子)。
世界中のプログレファンが日本に中指立ててくるうっとりするような構図。

と思ったが、けっかはああだ。アーバンなR&B風情のそういうやつだ。
でもさ、あの時期美奈子がムーアとかブライアンメイとかとやってるくらいだから、ぜんぜんないって話でもないでしょ?VAP?バップ~?
東京野蛮人とか、楽しんだけどね。だって。ねぇ。