桐ヶ谷俊博「秋・あなたに」

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1979年。
SMSということはナベプロか。ナベプロもいろんなことやってるな。
犬顔にそそられてつい買ってしまったが、内容は、まぁ、なんといいますか。
オフコースでも、小田じゃないほう。いわゆるH2O(想い出がいっぱい)とかそういう、爽やか男性系。
こういうの一瞬もてはやされたのかしら?この時代のSSW探るとけっこうこの手にぶつかる。
こういうのにもう少し芯を足したのが村下孝蔵なんかであそこまでレアなら一本立ちもするが、
でも究極的には小田が永遠に立ちふさがっている分野でもあると言えるのだけど。
ほとんどは本人の書き下ろし、たぶんシングルで切られたと思われる「立ち話」は康珍化先生、
アレンジは後藤次利後藤次利もいろいろやってるよな。
ナベプロ系だと吉川晃司とかおおさわよしゆき(漢字判らないからひらがなで)あたりで
80年代はやっていくかんじなのかしら?

男性ボーカルっていつ頃からつかみどころなくなってきたのかしら?

ちなみにこの頃っていうのはフォーク以降の流れとしてヤマハポプコン系という筋道があり、そこを通らずともそういう雰囲気を打ち出すのがSSWとしては無難な選択だったように見受ける。いつだって右習えなのよね。日本って。