年と耳

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親のステレオ(DENON製)がコピーコントロールCDでCDプレイヤがぶっ飛んでから使えない状態だったのでパイオニア製のバブル期のハイコンポを中古七千円で買ってあげたら現行の私のコンポ(KENWOOD製)より音がいい気がしてちょっと許せない。というか、私の耳の好みが変わったって事か。それでもKENWOODのコンポはデフォのSPが好みじゃなかったのでVictorのでまろやかにしてはいるんだけど(KENWOODの音質はドンシャリ系とか言われることが多くていわゆる「若者向けの音」ってことになるらしい)。なんというか、80年代の貧弱なカセットテープ環境を経てきた耳だと、高音が伸びるだけでありがたいような時期があって、フラットでまろやかな音(いわゆる原音とかピュア音ってやつ)に満足できない感じがあったのよ。デジタル時代になってやっとよ。高音におなかいっぱいになれたのは。それでも最初のCDプレイヤ(Lo-D)の音の悪さは筆舌に耐え難く「選曲が出来てスクラッチが入らない劣化しないけどしょぼい音」が最初のデジタルの印象だったけど。レコードで聞き馴染んだ音をCDで聞いた時の「あれ?」感は未だにあってこの間買ったvividの復刻盤杉田かおる鳥の詩」も印象は違ったなぁ。すごい。読み直したら最後の三行支離滅裂。なんでピュア音からLo-Dになって杉田かおるなの?つうか、パイオニアのバブル期のハイコンポってのは例のAMステレオ名機チューナ「F-C3」を入手するためについでにフルセットで買ったの。F-C3のAMステレオ、FM並みってのはちとオーバーだけど、確かにこんなにクリアで高音の伸びるAM音ってのは奇跡。至る所にAMの特性は残してはいるけど妥協点です。

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痴楽のこのジャケはちと卑怯じゃね?やらしすぎね?