岸井明 その2

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「岸井明の生前の吹き込み曲数20曲程度」というのを知りコンプをめざすべくちょっとがんばってみたのだが、そろそろあたまうちかしら。だいたいSP原盤は環境がないので無理。CD類もここ最近のコンピものならさらえるが、既に絶版、廃盤のものも多い。私は音源採集に図書館を利用しているからいいけど、岸井明目当てに単純に買い集める場合、例えば六枚組みボックスの内の5曲、だとか、二枚組コンピの3曲、1曲みたいなことはざらで膨大な枚数を買わなきゃならん。こりゃたまらん。

ザッツ!浅草芸人~江戸前の粋~
六枚組みのDISC-2に「唄の世の中」「スーちゃん」「ダイナ」「涙をふいて」と、岸井明のキャリアでは絶対外せないだろう「プリーズ」収録。

シング・シング・シング~昭和のジャズ・ソング名唱選
「ダイナ」「ねえ君次第」「涙をふいて」「スーちゃん」収録

リズムの変遷~日本ラテン傑作選1931~1957
「姑娘可愛いや(チャイナ・ルンバ)」

スイング・ニッポン~日本のメロディをジャズで
「ほんとに困りもの」「 進軍スイング」

アロハ・オエ~ハワイアン・イン・ジャパン<戦前編>~1928~1939
「ホノルル・ムーン」「海辺は楽し」

戦中歌年鑑(2)昭和12~13年
「進軍スイング」「野球選手の兵隊さん」

上記が現在比較的容易に聞くことが出来る音源。(この時点で代表作とされる「タバコやの娘」がないのが驚き)

その他、「月に告ぐ」と「タバコやの娘」はラジオ深夜便のSP盤コーナーと戦前コミックソング特集からひらった。

既に絶版、廃盤のもので
オリジナルSP原盤による昭和の歌謡コミック・ソング集
「僕の彼女」

三木鶏郎傑作選(書籍についているCD)
「涙はどんな色でしょか」

「僕の彼女」って、もしかして「ほんとに困りもの」の表記違い?まだ確かめていないので分からないが、比較的近所の図書館に在庫があったので今日行ってみたら館内整理期間中で今週いっぱい休みでやんの。フハッ!

「涙はどんな色でしょか」に関しては書籍の1,2があるのに、この傑作選だけ無い図書館があったり、もしくは表記はあるが、在庫がないなど、事故状態のものが多くて、仮に有っても距離的に無理だったりして諦めざるを得ない結果。盗っちゃダメ!

それでも現状で14曲も集まったのでとりあえずこれでいいや。

それと宮城まり子への作詞提供曲「やんちゃブルース」がじゃじゃ馬娘の乙女心を歌った、戦前のツンデレ歌謡とも呼べる代物でアーチャンはやっぱりやってくれるよねと思った。

※追記
この他にNHK「歌の新聞」にて三木鶏郎の歌を数曲吹き込んでいる模様。
http://www.mikitoriro.jp/html/music_frame/pop_frame/uta_sinnbunn/uta_shinnbunn.html

「楽しい日曜日」「涙はどんな色でしょか」「電話の故障」「恋の一代記」
「涙はどんな色でしょか」以外はどうやらパッケージ化されていないようですな。