白川奈美「遠くはなれて子守唄」

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池袋のパルコ二号館っていうの?タワーレコードが入ってるビル。あそこの8Fで九日から中古レコード市が始まったので行ってみた。ここのスペースは年に数回中古レコードやっているんだけど、ここだけの話、たいしたものない割に値段が強気というか、「こんなのにこんな値付けてるだけで買う気無くす」のオンパレードで「買うとかそういう次元じゃねーぞ」ってセリフが一時流行ったけどそんな感じだったのね。でも、だんだん中古レコード業界の状況も変わってきたみで、全国的に店もバタバタ潰れているようだしそうそう強気な値段で待っても居られないみたいで全体的に値段が下がっているような気がした。それでも高いのだけど、手が出せないほどではなくなってきた。今日は五枚ほど買ったんだけど、3500円だよ。安くて一枚千円ってかんじだったあの中古市で。もちろんそれでも安くはないんだけど、オークションで安く落札したとしても送料・振込手数料云々加算すると結局高く付くことを考えると五枚で3500円でもぎりぎり、ぎりぎり我慢できるかな、ギリギリだな。やっぱ。
白川奈美の「遠くはなれて子守唄」800円だった。ジャケは水濡れで角にかなりダメージあるけど盤は良好。70年代初頭のこの手のレコードはハズレないなぁ。調べたらこのレコード、十年くらい前に紙ジャケで一度再発されてるのね。凄いね。やるなワーナー。

この頃って「子守唄」ってテーマが流行ったのかなぁ?加藤登紀子の「ひとり寝の子守唄」は有名だけど、豊島たづみは「寝た子を起こす子守唄」かぁ。若山富三郎は「別れの子守唄」。基本やさぐれですね。こんな音楽が普通に作られていた時代ならなんの迷いもなく妖怪とか信じられたような気がする。